makiolog

好きに書いています

2010年06月04日のツイート

先日、打ち上げの席で出た会話。


電子書籍も、何万円もするハードを買う人がそんなにいるのか。相当増えないと勝算はないですね」

Twitterも、フォロワーが2万人くらいいないと効果がないですよ。だからどんどんフォローしないと」


え。と、わりとびっくりしたのだが、大企業で役職についている人、経営者、金融のプロなどの集いでの話ある。なるほど、ビジネスの世界ってそういうことなのね、と実感した。
つまり数字、しかも大きな数。そういえば、この関連で「大数の法則」って聞いたな。数の力が絶対の世界というのは、ある。


しかし、数字になると、急に何もかもつまらないものに見えてくるんじゃ。
人が集まるのを待ってからモノを作るって、明らかに楽しくないと思うんだが、ビジネスの人たちはそうじゃないのか。
数が増えることが楽しみなのか。


今回の鳩山首相辞任、民主党代表選報道も同じような印象受けた。
電撃辞任は参院選対策だ、代表選ではどの派閥が何人、小沢グループが何人て、選挙の話がまず第一。特にテレビはどこもそんな特番ばっかり。
一瞬「そうか、小沢はそんな企みが」「閣僚人事はどうなる」とか、興味をそそられてるが、はっと気づくとそれ今一番に知りたいことだっけ、と思う。
いえ、気づいたのはTwitter上で「そんなことより普天間は」「子ども手当どうなる」などのTL見たからですが。
一般人は、世の中がどうなるのかを気にしている。


数の話より政策に注目するためには、報道に注意しなきゃいけない。そういう環境にいるってことを、自覚。