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好きに書いています

出版と仕事

個人出版社をやってる知人と会った。

もう5,6年前にmixi通じて知り合って、何回か会ったけどその後ばったり途絶えてたのが、5月の文学フリマで遭遇。なんか見たことあるような…と思ってサイトとか見たら、ぎゃーあのときの、と気づいて連絡して、今日に至る、というわけです。


当時、お父さんが自費出版で出した本を売るためにどうしたらいいかって話をしていて、知ってる範囲で伝えたりしてたのが、その後ひとりで出版社を立ち上げた、という。
そのへんの話はこちらでも。
「稀人舎」の軌跡・ことの起こり


後先考えずにやっちゃって、と謙遜されていたけど、その行動力がすごい。
そして、出版の様々な形や、流通のしくみについて知らないことがたくさんあることを再確認する。
かつて版元にいて、出版を仕事としてやってきたわけだけれど、それってつまりはシステム化された一部の部分だけにいたから成り立っていたのだなと思う。
そこに合致しないことをしようとすると(例えば企画内容とか、販売方法とか)、ものすごく大変てことですね。


だけどフリーになって、仕事のシステム化していない出版の形(同人誌だったり、ネットだったり、電子書籍だったり)にふれるにつれ、これもありなんじゃん、これがだめならこっちでは?とか自由に考えられるようになってきた気がする。

その自由さを仕事に結びつけて行くのは厳しいけど、なんとかやっていきたいですね。