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『皇室へのソボクなギモン』

辛酸なめ子竹田恒泰著 扶桑社

皇室ウォッチャー・なめ子氏が、明治天皇の玄孫、旧竹田宮で『語られなかった皇族たちの真実』著者・竹田氏を質問攻めにする、という本。
帯に「皇室の方はジャージを着て外出なされたりするのでしょうか?」などとあるので、
わりとそんな軽いかんじのトーク集なのかな、と思ったら、
なかなか深い皇室の歴史や風習などの話になっていて、
素朴に面白く、勉強になった。

皇居内の宮中三殿に仕える内掌典の女性の、徹底した規律(肉食禁止、髪はおすべらかし、世俗に触れず、穢れない状態を保つ云々)が、今この時代に行われている、なんてびっくりだ。
竹田氏の、天皇や皇族を敬う姿勢や言葉遣いがあまりに自然で、さすが年季が入っているなあと感心しました。


ちょうどリブロ渋谷店でサイン会があり、行ってきました。
あいかわらず辛酸さんはサービス精神旺盛で、お肌風シールをくれたり、
動物のイラストを書いてくれたり。
そして、竹田さん、字が立派です。
なんという書体だろう。印鑑のような。聞けばよかったなあ。
気軽に記念撮影にも応じてくれていたので、私も便乗。