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メタル!


メタル松ケンかぁ。ハァハァww


人気漫画「デトロイト・メタル・シティ」が 俳優、松山ケンイチ(22)主演で映画化(李闘士男監督、来年夏東宝系公開)されることが14日、分かった。ヘヴィメタバンドのカリスマボーカリストが、メークを落とすとナイーブな青年に戻るという役どころ。“1人2役”に初挑戦する松山は、「僕が、僕自身と役のバランスを取っているところと似ている」と、演じ分けに自信を見せている。

「F××K」などの俗語・卑猥語を連発する過激ロッカーの正体は、ナイーブな童貞青年。人気漫画の映像化に、出演作ごとに違う顔を見せるカメレオン俳優・松ケンが挑む。

 原作はヒット曲「デトロイト・ロック・シティ」で知られる米ハードロックバンド、キッスをモデルに描かれたギャグ漫画。おしゃれでポップな音楽が大好きなのに、デスメタルバンドのボーカル「クラウザーII世」として音楽的才能を開花させてしまい、大いに葛藤する青年・根岸宗一が主人公。単行本3巻で売上累計は130万部を突破している。

 松山は映画「男たちの大和/YAMATO」で頭角を現し、「デスノート」シリーズの天才探偵L役で、特異な存在感を発揮。もともと原作が好きで、事実上の1人2役に「僕が、僕自身と役のバランスを取っているところと似ていると思います。映画版の根岸&クラウザーをがんばります」と張り切っている。

 現在、来年2月下旬からの撮影に向け、現在ギターとデスボイス(ヘヴィメタの発声)の特訓中。すべて初挑戦ながら、勘がよく、ギター演奏は問題ナシ。ただ歌については、難しいジャンルのため実際にどこまで歌うかは、今後の上達次第だとという。

 松山を抜てきした東宝の川村元気プロデューサーは「カリスマ性と純朴さの差が出せるのは、松山君だけと最初から決めていた」とベタほれ。原作者の若杉公徳氏(32)も「実写で見れるなんて、いまだに信じられない分、楽しみにしてます」とコメントを寄せている。役に入り込むあまり芸風を“憑依型”と評される松ケンの、さらなる大化けに注目だ。