makiolog

好きに書いています

『恋愛小説ふいんき語り』など

仕事本が一段落したので、未読本タワーから一気読み。


『恋愛小説ふいんき語り』浅野一哉、飯田和敏米光一成
おなじみ旧ゲーム化会議=「ふいんき語り」の第3弾? 女性作家の恋愛小説をゲーム男子が読み解き、ゲーム化を想像。面白さに磨きがかかってます。米光一成さん=きまじめ乙女、浅野一哉さん=まっとうなオレ、飯田和敏さん=暴走自由人、みたいなキャラがいい。どれもちょっとずつ自分にあるから、常に誰かに共感。だんだんビッグになってるらしい3人組、宮部みゆき山田詠美お姉さま方も注目してるらしいよ! 


『コップとコッペパンとペン』福永信
ユリイカ」で大森・豊崎・島田雅彦氏選考の元「Z文学賞」とったり、イラストレーター100%ORANGEさんとお友達とか、なんか気になるにおいがするなあと思っていたら、ぶいぶい台頭してきたらしい。これもなかなか単行本になってなくて、忘れた頃に買ってそのままでしたが。読んでみてぶっとんだ。帯コピ、「1行先も予測できない!」ってほんとだよ。何者?ブコウスキとかそういうかんじ?他も読んでみたいぞ。


『世田谷一家殺人事件』齊藤寅
近所なんです、うち、上祖師谷の。聞き込みも来ました、2回ほど。知り合いだったって人もいるし、すぐ近くでサッカーしてたりして生生しく、関連本も気になるのだが、すぐ読む気にもなれず。ここでは犯人を結構確定してるようだけど、未だ犯人あがらないのはどうなのか。しかし単純な動機で簡単に犯罪に巻き込まれるらしいことは覚えておこう。


『東京タワー』江國香織
江國さんの方の、タワー。『ふいんき語り』に出てきて、むしょうに読みたくなり、図書館で借りる。1時間で読めました。年上女性との恋に苦しむ二人の若男子。ごちそうさまでした。ほかにも姫野カオルコ『ツ、イ、ラ、ク』、桐野夏生『魂萌え!』山田詠美『無銭優雅』とか借りたかったのに、ないの、図書館。みんなふいんき読んでんのかな!


未読も減ってきたので、追加購入。仕事用候補も含めて。
『ザ・シークレット』『お金は銀行に預けるな』『ゴールデンスランバー』『知っておきたい日本の神様』『僕とポーク』