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布で大きなものを包んだりして有名な

今日の、ほんとは一昨日のお気に入り文章は「ほぼ日刊イトイ新聞〈クリストさんの公開講座をUST中継!〉の一節。

381メートルの谷に
111メートルのカーテンをかけたりなどする現代美術家

布で大きなものを包んだりして有名な
現代美術家の夫妻です。


「かけたりなどする」「包んだりして有名」この「など」「〜りして」にちょっと笑っちゃったりするのは、どんな効果はなんだろう。ちょっとかわいぶったり、ほんとはよく知らないけどね、というなんちゃって作用だろうか。でもよく考えたらイトイさんなんだから効果があって当然なのか。ちぇ。

公開講座は夕飯作りながら見はじめてお洒落感を味わっていたが、よく聞こえないうえに子どもが帰ってきちゃってあえなく断念。面白かったことなんでしょう。

クリストといえば、オープン間もない水戸芸術館でやってたアンブレラプロジェクトを先輩女子が見に行ってたな、という記憶である。自分は当時の壮大な現代美術とはあまりなじみがなかったのか、特に見たいと思ってなかった気がする。


しかしつい先日布で雑多な棚を目隠ししようとしたらとても残念な見た目になって、ああアートは大事、としみじみ思ったのだった。
 てぬぐいにしか見えないIKEAの布