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「論座」最終号

数年前知人が「論座」編集部に行くと聞いて「へーじゃあ姜尚中先生にインタビューしたりするんだ、いーなー」というくらいの知識しかなかったが、その後彼女からもらったりして、ゼロ年代とかロスジェネとかワーキングプアとか盛り上げていたことを知り、資料として結構活用させていただきました。

ここで『素人の乱』のこと書いてたら、「最終号で座談会してるんですよ、偶然〜」とまたちゃっかり送ってもらっちゃって、ありがとう。U-40特集とかおもしろかったよ。

論壇誌が厳しいのはしょうがないし、こういう評論もネットとかマスではないメディアから出ればいいのかもしれないけど、枠組みのようなものはあったほうがいいと思うのだが。そういうしくみは作れないものなんでしょうかね。
宮崎哲弥川端幹人の連載「中吊り倶楽部」が単行本として洋泉社から出ます、お楽しみに、とあって、えええ、それ自社で出さないの?そこで売ろうよ!と思いましたけどね。
雑誌と書籍で部門違うから関連してないんでしょうけど、モッタイナイ思想に反しますね。
雑誌がない版元にいたのでつくづく思う。
連載してたのにそこで本が出せないから、と宙に浮いてた企画を出させてもらったりしたこともあったなあ。もったいない。


論座 2008年 10月号 [雑誌]

論座 2008年 10月号 [雑誌]