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官邸かわら版

野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】を蓮舫大臣ツイートで知り読んでみたら、ちょっと夢中になった。

初回の「被災地の視察」をつらつら読んだら、あまりの平易というかストレートというかやさしい?文章に、反応に困った。
こちら冒頭。

 国民の皆さん、こんにちは。このたび、内閣総理大臣を拝命しました野田佳彦です。国民の皆さんに、この内閣の仕事ぶりをお伝えするために、歴代の先輩総理にならって、まずはブログを始めてみることにしました。

え、こんなかんじでいいんでしたっけ。いいのかな。
「8日に福島、9日に三重・奈良・和歌山、10日に宮城・岩手の各県を順に訪問させていただきました」と、時系列に沿って訪問先でのことを書いてる。

 福島では、福島第一原発の敷地内を視察しました。防護服に着替え、顔全体を覆うマスクを被ると、息苦しく、暑さも並大抵のものではありません。

 福島県庁では、関係大臣・副大臣とともに、佐藤雄平知事、そして県内の市町村長と意見交換をさせていただきました。「福島の再生なくして、元気な日本の再生はない」というこの内閣の考え方を改めてお伝えし、様々なご要望をいただくことができました。有意義な意見交換でした。


大変にありのまま。
天声人語」で小学生の絵日記並み、とか書かれていたが、印象はそんなかんじ。
だけど揚げ足取りばっかりのメディア報道の後には新鮮に映る。首相本人の執筆なら究極の一次情報だし。
2回目の「初めての所信表明を終えて」ではここがいいですね。

 実は、この「所信表明演説」は、その場の雰囲気を読んで、アドリブを入れて自由に発言できるものではありません。原稿を事前に閣議で決定し、国会に印刷物であらかじめ配布しなければならず、読む時も、原稿から一字一句離れてはならないことになっています。こういう形式の「演説」は、聴いている方々の顔を見て対応を変えられないだけに、ちょっと不自由でした。 

「ちょっと不自由でした」がすごい含みがあるような、ないような、味わい深い。
思わず更新情報登録したら、「首相官邸」からメールが来て、おお官邸から仕事が!みたいなカンジがして、ちょっと楽しいです。