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青い鳥文庫夏まつり

小学生、特に高学年女子に大人気の講談社青い鳥文庫。
名探偵、パスワード、黒魔女、若おかみ、テレパシー少女、とかもうタイトルからして女の子のハートをわしづかみです。
娘も大層はまって、数シリーズコンプリート。新刊はほぼ発売日に購入のヘビーユーザーなのだ。


そんなわけで、青い鳥作家のトーク&サイン会「青い鳥文庫夏まつり」というのがあると知り、さっそく応募。「きれいに書いたほうがいいんじゃない、イラストとか描いてみたら」などと入れ知恵して送ったら、みごとに当たりました。
しかも、青い鳥文庫HPにイラストをのせてくれたのだ。
ご丁寧にお電話までいただいて、さすがきちんとしてますね。
HPも大変充実していて、人気ぶりも伺えるというものです。


夏まつりは、『黒魔女さんが通る!』の石崎洋司先生『若いおかみは小学生』の令丈ヒロ子先生の回。
児童文学の作家さんて、そういえばあまりあったことがなかったけれど、
ああ、子どもたちを相手にしている人なんだなあ、と思うおふたりでした。
子どもの世界に入って、子どもの言葉で話すけど、とても大人。
「どうして作家になろうと思ったんですか?」「呪文のことばはどうやって考えるんですか?」「どうして旅館を舞台にしたんですか」などなど無数に出てくる質問にも、具体的にていねいに答えて、かつ話も面白く、さすがですねえ。
来てる子どもたちも、バンバン質問するし、小説に関するクイズも即答、と、すばらしい読者ですよ。
娘は圧倒されていたようだけど、サインのとき先生に声をかけてもらったり、握手したり、初めての体験にホワホワ〜と地上3センチくらい浮上していたようでした。
児童書は幸せな分野ですねえ。うんうん。